2025年10月17日金曜日

Pixel 6a のバッテリーの状態を確認する

こんばんわ

今日は、先日バッテリーを交換した、Pixel 6a のバッテリーの状態を確認してみたいと思います。なぜいまさら。。。という感じですが。。。

私はAccuBattery というアプリケーションを使用しているのですが、こちらのアプリは、本体が認識している値を読み取っているわけではないらしく、実際に充電・放電を監視して、だいたいの性能を予想するというアプリで、それが、なかなかそれっぽい値になっているようで、なかなかすごいと思うのですが、今回は、本体が認識している実際の値を確認してみたいと思います。そちらの値も充電した値を記録しているのではないかと思いますので、似たようなものかもしれません。

最近のPixelシリーズやiPhoneシリーズは、「今までに何回充電したか?」、「初期の性能と比較してどの程度劣化しているか?」が設定画面から確認できるようになっているようなのですが、Pixel 6a は設定画面から確認できるようになっていません。そこで、本体に保存されている値を直接見る必要があるのですが、見る方法を簡単に示しておきたいと思います。

開発者向けオプションを有効にする

「デバイス情報」をタップします。下の画面ですと中央あたりに位置しています。



下の方にある「ビルド番号」を何度もタップします。

すると次のように「開発者向けオプションが有効になりました」と表示されます。


再度、設定の「システム」を開くと、「 { } 開発者向けオプション 」というメニューが現れると思います。


開発者向けオプションを有効にする

設定を開いて、先ほど見えるようになった「開発者向けオプション」をタップします。この画面ですと、下から3つ目です。

すると、次のような画面になりますので、デバッグの箇所の「USBデバッグ」をタップします。


USBデバッグをONにすると次のような画面が表示されると思いますので、「OK」をタップします。USBで接続している端末からいろいろな操作ができてしまいますので気を付けてください。


Pixel 6a をUSBで接続する

USBでパソコンなどを接続すると次のような画面が表示されます。「許可」ボタンをクリックします。



Pixel 6a のシェルへ接続して値を確認する

ターミナルを起動して、以下のようにコマンドを実行します。すると、Pixel 6a のコンソール(?)に接続できます。


user@mac-mini platform-tools % ./adb shell

bluejay:/ $ 

 

以下のように実行すると、今までの充電回数(サイクルカウント)が確認できます。13回です。


bluejay:/ $ cat /sys/class/power_supply/battery/cycle_count

13

 

以下のように実行すると、バッテリーの最大容量が確認できます4410mAhみたいです。


bluejay:/ $ cat /sys/class/power_supply/battery/charge_full

4410000

bluejay:/ $ 


ちなみに、バッテリーの本来のサイズ(設計上のサイズ)は、

bluejay:/ $ cat /sys/class/power_supply/battery/charge_full_design 

4398000

bluejay:/ $ 

あれ?本来のバッテリーのサイズより、充電された容量の方が大きいような。。。まあいいか。ちなみに、先ほど話題にしたAccuBatteryですと、推定容量:4313mAh、設計容量:4410mAhとなってます。ん?逆なのか?ん?もしかしたら設計容量は手動で設定したかもしれない。。。気にしないことにします。

少し話逸れるのですが、バッテリーのサイズが4000mAhから6000mAhになったので、バッテリーの持ちが1.5倍になりました!とか書かれていることがあるのですが、デバイス全体の消費電力が同じであればそうなりますが、端末全体が変わってしまっている場合ですと、1.5倍になるとは限らないように思うのですが違う?

例えば、4A消費する機器に4000mAhのバッテリーを接続した場合と、6A消費する機器に6000mAhのバッテリーを接続した場合では、駆動できる時間は同じくらいになってしまうのではないかと思います。バッテリーのサイズだけで、端末が利用できる時間を算出するのは難しいのではないかなと。。。。

最後に、「開発者向けオプションを使用」はOFFにしておきましょう。


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