先日私のMacBookでSidecarができないということでとてもがっかりして諦めることにしてしまいましたが、世の中には諦めずに頑張る気力と技術力を持っている方がいらっしゃるようで、SidecarができないMacBookでSidecarをできるようにするパッチというのができているようです。早速試してみました。Appleの正規の方法ではありませんのでトラブルが発生する可能性もありますのでそのつもりで実施してください。
実は、この手順で実施して、動作するようになったのですが、戻す際にmacOSを再インストールしないで戻す方法を実施している間に、何かを失敗してしまったらしく、キー入力や、アプリの起動ができなくなり、結局macOSを再インストールすることになってしまいました。復旧画面から、TimeMachineで前の状態に戻し、これがまたすごい古いバックアップしかなく、さらにmacOSの再インストールやアプリの追加インストールをすると言った大変な事態になってしまいました。TimeMacineでバックアップをとってもとの戻せるようにしてからやった方が良いと思います。
使えるようにする方法
1.今あるSidecarCoreファイルをバックアップします。
cp /System/Library/PrivateFrameworks/SidecarCore.framework/Versions/A/SidecarCore ~/
2.以下のURLから Command Line Tools をインストールします。
https://developer.apple.com/download/more/
3.System Integrity Protection を無効にします
- MacBookを再起動します
- CommandキーとRキーを同時に押します
- 復旧モードで起動して、macOSユーティリティー画面が表示されるのを待ちます
- 表示されたらメニューから「ユーティリティ」-「ターミナル」を起動します
- ターミナルが起動したら csrutil disable と入力します(成功すると「Successfully disabled System Integrity Protection ...」と表示されます)
- MacBookを再起動します
4.以下のURLからパッチをダウンロードしてzipファイルを展開します
https://github.com/pookjw/SidecarPatcher/releases
5.展開するとSideCarPatcher というファイルが現れるのでホームに移動して実行権限を付与して管理者権限で実行します
chmod +x ~/SidecarPatcher
sudo ~/SidecarPatcher
実行すると以下のようになると思います
MacBook:~ myhome $ sudo ~/SidecarPatcher
Password:
SidecarPatcher (Version 10)
GitHub : https://github.com/pookjw/SidecarPatcher
/System/Library/PrivateFrameworks/SidecarCore.framework/Versions/A/SidecarCore: replacing existing signature
Reboot your macOS.
MacBook:~ myhome $
6.再起動します。
7.再起動すると設定に「Sitdecar」アイコンが現れます。
8.Finderの「Sidecad」のアイコンからiPadを選択します
9.おぉ表示されるようになりました。
ちょっと使ってみたのですが、画像が乱れたりしてしまうようです。先日も書きましたがやはり自分には2画面は必要がないかもしれない。。。
元に戻す手順は。。。。取り乱してしまって何も記録がないです。。。
https://github.com/pookjw/SidecarPatcher
のreadme.md を参照してください。手順に明記されていなかったように思うのですが、3の手順の、csrutil disable を csrutil enable として実施して、SIPを有効に戻しておいてください。
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