こんばんわ
5月の連休がスタートしたのですが、私は相変わらず家の中でゴロゴロとテレビを見たり、YouTubeを見たりしています。子供が小さい頃は家族揃ってどこかへいったりもしていたのですが、今は誰も一緒に行きたがらないので、出不精の私にとっては幸いなことです。最近毎年同じことを書いているような気がしてきた。。。
今日は、AWSのLinuxインスタンスにVNC接続してXのデスクトップを使えるようにします。
1.Xwindowの環境をインストールします。
まず、以下のコマンドを実行してXWindowの環境をインストールします。
sudo amazon-linux-extras install mate-desktop1.x
全てのユーザに利用できるようにします。
sudo bash -c 'echo PREFERRED=/usr/bin/mate-session > /etc/sysconfig/desktop'
もし、ec2-userにだけ許可を与えたい場合は、
echo "/usr/bin/mate-session" > ~/.Xclients && chmod +x ~/.Xclients
設定します。新規ユーザを作るたびに設定してもいいかもしれません。
2.Xwindowで日本語表示ができるようにします。
以下のコマンドで日本語入力機能と日本語フォントをインストールします。
sudo yum install ibus-kkc
sudo yum install google-noto-sans-japanese-fonts
3.次回起動はGUIモードで起動するようにします。
以下のコマンドを実行して、マルチユーザ+GUIで起動するようにします。昔で言うところのRunLevel 5 でしょうか?
sudo systemctl isolate multi-user.target
sudo systemctl isolate graphical.target
ここまで実施したら一度サーバを再起動しました。
4.インスタンスに対してTCP:5901 への接続を許可します。
インスタンスにセキュリティグループを設定して、TCP:5901に対する接続の許可を与えます。私は、自分のPC のアドレスから接続を許可しています。ssh とVNCの :1 への接続を許可している場合は以下のような設定になると思います。
5.VNCサーバのインストールと起動
以下のコマンドで、VNCサーバをインストールします。
sudo yum install tigervnc-server
以下のコマンドで、VNC接続用にパスワードを設定します。
vncpasswd
最初に接続して操作するためのパスワードを聞いてきます。次に読み取り専用で接続するときのパスワードを聞いてきます。私は最初のパスワードしか設定しませんでした。「Would you like to enter a view-only password (y/n)? 」と聞かれますが、Nと答えました。
~/.vnc/xstartup ファイルを作成して、内容を以下のようにします。
#!/bin/sh
exec mate-session
以下のようにしてファイルに実行権限をつけます。
chmod +x xstartup
とりあえずテストということで、以下のようにして手動で起動します。
vncserver :1
:1とするとディスプレイ番号 :1 で起動します。 :0 はローカルのコンソールのために開けておきます。 :1 とすると接続するポートは TCP:5901 となり、:2 とすると接するポートがTCP:5902のようにディスプレイ番号が増えるとポート番号が増えるという動作になります。
6.VNCのクライアントから接続します。
私は、以下のURLからダウンロードしました。
https://www.realvnc.com/en/connect/download/viewer/
接続するURLに[ip-address]:5901 として接続し、パスワードには vncpasswd コマンドで設定したパスワードを入力すれば接続できると思います。
つながりましたが。。。なんか色が変です。そのうち考えます。
実は、本当は、NICE-DCVによる接続をしたかったのですが、うまく動かなくて何が悪いのかわからなくなったので、使ったことがあるvncserverで繋いで見ることとなってしまいました。NICE-DCVでの接続はまた別の機会に。
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