こんにちは。
今日は、M1 MacBook Air の Parallels で Windows 11 Insider Preview を動かしてみようと思います。まあ、Parallels で Windows11 を動かすという話であれば、大した話では無いのですが、M1 MacBook 上で動作しているParallelsでは、IntelのCPUで動作するOSは動作しませんので、ARM版のWindows11を動かす必要があります。
少し話それますが、M1 MacBook Air は発表の時、なんだかすごく新しいことが起きた気がして、とても興奮したように記憶しています。たしかに、最初の頃は、なんとなく今までと違ったことができるような気がしていたのですが、私のようなインターネットを閲覧したり、Youtubeを見たりするだけの人間にとっては、それほど変化はなかったのかもしれません。
ただ、私がよく使っていたParallelsもそうですが、仮想環境には大きな変化が起きてしまいました。詳しいことはよく分かりませんが、同じアーキテクチャの仮想ゲストを起動する仕組みは、CPUが持っているのですが、異なるアーキテクチャの仮想ゲストを起動する仕組みは持っていないようです。当然、Intel互換のCPUで動作するOSを仮想ゲストとして動かすためには、ホスト側がIntel互換のCPUのコンピュータになっている必要があるようです。
つまり、MacBook Air のCPUがARMアーキテクチャになってしまったことによって、私のMac上でWindowsが使えなくなってしまいました。パソコンの分野に限ったことかもしれませんが、Intel互換のCPUを搭載していないと、できないことがあるのだなと実感しました。
ただ、よくよく考えてみると、Mac上でWindowsが使えなくても、ガレリアやSurfaceGoを持っていますのでMac上で動かなくてもいいのかもしれません。ParallelsでWindowsを使っていた時は、出先でMacもWindowsも1台のコンピュータで動かせるので色々と便利と思ったのですが、出先でそんなに使うことはありませんでした。家に帰ってきてからやればよかったのかもしれません。
そんなわけで、M1 MacBook Air は、インターネットを見たりYoutubeを見たりする端末になってしまいました。正直そういうことをするのであれば、iPadでも良いのかもしれません。先日ふとM1 MacBook Air の電源の情報を見ていたら、システムレポートの電源のところを見てみたところ、充放電回数が33回です。1年使って33回です。これは、M1 MacBook Air が電池を使わないから少ないというのもあるかもしれませんが、おそらくあまり使っていないためではなかろうかと思います。
ダラダラと前置きが長くなりましたが、せっかく買ったM1 MacBook Air なのでSafariくらいしか使わないのは勿体無いと思ったということです。
今はParallelsはIntelのMac miniで動かしていたのですが、Mac上でWindowsは使わなくなり、CentOSでちょっと試したいことがあればAWSでやればいいということも分かりましたので、改めて、M1 MacBook Air 上でParallelsを動かして、ARM版のWindows11を動かしてみようかと思います。
実は、やり方はParallels のKBに書かれているのでそちらをみれば誰でもできそうです。URLを以下に示します。
https://kb.parallels.com/jp/125375#section1
1.Windows 11 Insider Preview のダウンロードをします。
まず、以下のサイトからInsiderPreviewに登録に登録します。
https://insider.windows.com/en-us/register
次に以下のサイトから、ARM版のWindows 11 の仮想マシンのイメージをダウンロードします。
https://www.microsoft.com/en-us/software-download/windowsinsiderpreviewARM64?wa=wsignin1.0
以下のような画面になると思います。下の方にある、「Windows Client ARM64 Insider Preview ...」というボタンをクリックします。
2.ダウンロードしたイメージから仮想マシンを起動します。
Parallelsを起動して、メニューから「ファイル」-「新規」と選択します。以下のような画面になるので、「続行」ボタンをクリックします。
「続行」をクリックすると次のような画面になりますので、再度「続行」ボタンをクリックします。
「続行」ボタンをクリックすると、今度は次のような画面が開きますので、先ほどダウンロードしたファイルを、ウィンドウの中にドラッグ&ドロップします。
ドラッグ&ドロップをすると、次のように「Windows11」と表示された画面になりますので、「続行」ボタンをクリックします。
今度は、どのような用途で使うかを尋ねてきますので、用途を選択して、「続行」ボタンをクリックします。私は、「業務用ツール」を選択しました。「ゲームのみ」としたらどうなるのでしょう。。。ゲームが動くのでしょうか。。。?動く気がしません。
しばらく(数分くらい?)すると、こんな画面がでますので、クリックして先に進みます。
3.日本語表示にする。
言語設定を変更します。「Settings(設定)」アイコンを起動して、「Language®ion」をクリックします。
次のような画面が開くので、「Add a language」をクリックします。
言語の一覧が表示されるので、「日本語」を選択して、「Next」ボタンをクリックします。
次に、次のような画面が表示されるので、全て選択して、「Install」ボタンをクリックします。「Set as my Windows display language」をチェックするとメニューなどが日本語になります。多分。。。
インストールが終わると次のウナ表示になりますので、一旦「Sign out」ボタンをクリックしてログインしなおします。ログインし直すと、スタートメニューなどが日本語になります。簡単ですね。ふと30年くらい前に、Windows for Workgroups の英語版を日本語化したときのめんどくささを思い出しました。Windows 3.1 をNetworkに接続する際に、NetWareやLanManagerのクライアントのDOSのドライバを入れてインストールしていたのですが、Windows for Workgroups を日本語化すれば、DOSのドライバがいらないので、メモリの使用量も少ないし、快適だという話だったような。。。昔過ぎてどうでもいい話ですね
4.IMEの設定をする。
再度、「設定」「時刻と言語」「入力」と選択します。
次に、「キーボードの詳細設定」をクリックします。
一覧から、「日本語-Microsoft IME」を選択します。
5.日本語キーボードにする。
「設定」「時刻と言語」をクリックして、「日本語」の項目の右側の「・・・」をクリックして、「言語のオプション」をクリックします。
「キーボード」の「キーボードレイアウト:接続されているキーボードレイアウト」の「レイアウトを変更する」ボタンをクリックします。
クリックすると次のような画面になりますので、「日本語キーボード(106/109キー)」を選択して、「今すぐ再起動する」ボタンをクリックしてWindows11を再起動します。
ここまででなんとなく利用できるようになったと思います。まだ他にも日本語になっていないところがありそうです。。。それから、初めの方に、日本語化が以前と比べて楽ですねというようなことを書いたと思いますが、まあそれなりに面倒ですね。
最後になりましたが、Parallels Desktop が最新になっていないと、Microsoft Storeアプリが使えるようにならないようですので、設定する前にParallelsのアップデートを実施しておいた方が良いと思います。自分Storeアプリが使えなくて、一度やり直す羽目になってしまいました。。。
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