2018年3月16日金曜日

CentOSでリモートホストのgnome-terminalの画面がx11で飛ばせなくて一苦労する

こんばんわ


最近はもう誰も必要としていないようなポケコンの話や、古臭いHPの電卓の話が多かったですが、今日は久しぶりに最近のものの話です。私はいつもMacBook 12Parallelsをインストールしていて、Parallels上にWindows10 / CentOS5 / CentOS6 / CentOS7 の環境を持っていて、何か調査をするというか疑問が湧いた時とか、設定を確認する時とかにそれらを起動して使っています。今日はというか、ここ2、3日は「gnome-terminalの画面を別のホストにx11で表示する」たったこれだけのことですごく悩んで悩んでし悩んでしまいました。


CentOS6どうしで画面を飛ばして見たかったので、いまあるCentOS6のホストから複製で作成して、まあIPアドレスなどは設定して、以下のように実施しました。


2台あるのでそれぞれ host61 / host62 と呼ぶことにします。まあ実際そうなのですが。。

テストで使ったユーザは user1 とします。まあこちらも実際そうなのですが。。


1. host61 のローカルコンソールへuser1でログインします。

2.gnome-terminal を起動します。

3.その起動したgnome-terminal上で xhost + を実行します。

4.さらにままその gnome-terminal から telnetでもう一台 host62 接続してuser1 でログインします。

5.ログインした時点で設定されてはいたのですが、一応 export DISPLAY=host61:0.0を実行します。

6.gnome-terminal を起動します。


host61のデスクトップにhost62で起動した gnome-terminalが表示されるかと思ったのですが、こんなエラーが出て起動できません。


Failed to get the session bus: Failed to connect to socket /tmp/dbus-AD4oWI359p: 接続を拒否されました

Falling back to non-factory mode.

Failed to summon the GConf demon; exiting. 設定サーバ (gconfd) に接続できませんでした: いくつか考えられる原因として、ORBit TCP/IP ネットワークを有効にしていない、あるいはお使いのシステムで古い NFS のロックがクラッシュを引き起こしたことが考えられます。これに関連する情報については http://projects.gnome.org/gconf/ を参照して下さい: (詳細 - 1: セッションへの接続に失敗しました: Failed to connect to socket /tmp/dbus-XXXXXXXXXX: 接続を拒否されました)


まあそれから悩みに悩んで、LDAP認証をやめたり、automountをやめたり、Xの設定を疑ったり(まあ一部Xの設定は必要だったのですが)、dbusを起動しなおしたり、dbusの環境変数を設定しなおしたり(export $(dbus-launcher)とする良いようです)したのですが、結局のところ、


/var/lib/dbus/machine-id ファイルを削除して、/etc/init.d/messagebus restartして、machine-id 作り直す。


が正解でした。。。とほほ。複製して作ったためmachine-idが全く同じになってしまったため問題が生じていたようです。


今回改めて思ったのですが、デスクトップのアプリケーションがものすごく複雑な仕組みで動いているのですね。もはやおっさんの私には理解不能です。





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