2018年11月17日土曜日

HP32S という電卓を修理しました

こんばんわ

先日電卓の電池の蓋を直し終わってしばらくは修理とかしたくないと言っていたのですが、今日はHP32Sという電卓の修理をしていました。この電卓はすこし前から、「かける」、「わる」、「ひだり」キーのあたりが時々効かなくなることがあって、秘孔(?「LNキー」と「yのx乗」の上あたりをぎゅーっと押すとしばらくキーが効くようになるという症状が出ていてました。HPのこのシリーズの電卓は結構この症状が出るようで、私のところにあるもう一台のHP32Sも同じ症状が出ていて一度直しています。

最近修理する気力がないので、もう一台あるし、このまま捨ててしまおうかと一瞬考えたのですが、やっぱり一度修理を試みてみることにしました。

実はこのHP32Sは文字盤のところがボロボロになってしまったので、文字盤だけそこそこ綺麗で動作しないものから文字盤を移植しています。そんなわけで文字盤のところがすこしふにゃふにゃです。

IMG_0044.jpg

まずは、電池ボックスのところで4箇所か締めてあるので、それをドリルで穴を開けます。

IMG_0045.jpg

こんな感じ。

IMG_0046.jpg

文字盤の「1」キー、「2」キー「3」キーの下あたりに先ほどのところと同じような感じでかしめてあるところがあるのですが、一度文字盤を剥がさないとドリルで穴をあけることができません。この電卓は、一度文字盤を剥がしているのでそのときにドリルで穴を開けておけばよかったのですが、なぜかその時はそこまで頭が回らずそのままボンドでくっつけてしまいました。そんなわけで今回は文字盤を剥がさずに力ずくで剥がしました。結構力ずくでいけます。結構力がいるので壊れるのではないかと不安になりますが、力ずくで引っ張ってください。ぺきぺきぺき〜という音とともに剥がすことができると思います。

IMG_0047.jpg

こんな感じでもごとれるので、すこし頭のところをニッパーなどで削っておきます。

IMG_0052.jpg

基盤のところで鉄板をひねるような感じで止めてあるので、それをペンチで回転させて基盤を外します。

IMG_0048.jpg

こんな感じ。ひねってある鉄板を折らないように気をつけてください。

IMG_0049.jpg

この接点のところの奥にあるスポンジがへたってしまって接触が悪くなるようです。これを交換します。

IMG_0050.jpg

向かって右側が元々あったやつ。すごくプニャプニャになっています。
それを左側のようなゴムの塊で置き換えてやります。

IMG_0051.jpg

途中の写真一切とりませんでした。つい夢中になってしまって。。。


IMG_0053.jpg

これでしばらく使ってみます。



0 件のコメント:

結局 Kindle にケースを買いました。

 こんばんわ 私、最近ほとんど外出しなくなったのですが、妻の買い物に一緒に行って、ぼけーっと待っていたり、病院に行ってぼけーっと待っていたりする機会が多くなり、なんなら家でもボケーっとしていることが非常に多くなったためか、Kindleの出番が結構ありそうです。 前回、タブレットで...