こんばんわ
先日電卓の電池の蓋を直し終わってしばらくは修理とかしたくないと言っていたのですが、今日はHP32Sという電卓の修理をしていました。この電卓はすこし前から、「かける」、「わる」、「ひだり」キーのあたりが時々効かなくなることがあって、秘孔(?「LNキー」と「yのx乗」の上あたりをぎゅーっと押すとしばらくキーが効くようになるという症状が出ていてました。HPのこのシリーズの電卓は結構この症状が出るようで、私のところにあるもう一台のHP32Sも同じ症状が出ていて一度直しています。
最近修理する気力がないので、もう一台あるし、このまま捨ててしまおうかと一瞬考えたのですが、やっぱり一度修理を試みてみることにしました。
実はこのHP32Sは文字盤のところがボロボロになってしまったので、文字盤だけそこそこ綺麗で動作しないものから文字盤を移植しています。そんなわけで文字盤のところがすこしふにゃふにゃです。
まずは、電池ボックスのところで4箇所か締めてあるので、それをドリルで穴を開けます。
こんな感じ。
文字盤の「1」キー、「2」キー「3」キーの下あたりに先ほどのところと同じような感じでかしめてあるところがあるのですが、一度文字盤を剥がさないとドリルで穴をあけることができません。この電卓は、一度文字盤を剥がしているのでそのときにドリルで穴を開けておけばよかったのですが、なぜかその時はそこまで頭が回らずそのままボンドでくっつけてしまいました。そんなわけで今回は文字盤を剥がさずに力ずくで剥がしました。結構力ずくでいけます。結構力がいるので壊れるのではないかと不安になりますが、力ずくで引っ張ってください。ぺきぺきぺき〜という音とともに剥がすことができると思います。
こんな感じでもごとれるので、すこし頭のところをニッパーなどで削っておきます。
基盤のところで鉄板をひねるような感じで止めてあるので、それをペンチで回転させて基盤を外します。
こんな感じ。ひねってある鉄板を折らないように気をつけてください。
この接点のところの奥にあるスポンジがへたってしまって接触が悪くなるようです。これを交換します。
向かって右側が元々あったやつ。すごくプニャプニャになっています。
それを左側のようなゴムの塊で置き換えてやります。
途中の写真一切とりませんでした。つい夢中になってしまって。。。
これでしばらく使ってみます。
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