2016年2月6日土曜日

ParallelsのCentOS6が起動できなくなりました。。Parallels Tools のアップデート

おはようございます
ささきです

本日は朝はやくからMacBook12で Parallels を動かす設定をしていました。
MacBook Air 11 を使っていた時は、内蔵のSSDが128Gだったので、普段仮想のゲストは普段はWindows10しか入れていませんでしたが、MacBook12では256Gになって気持ちに余裕が出てきたので、CentOS 6/7 も入れてしまおうと思います。まぁ不安だというだけで、Windows10のゲストのイメージを置いた状態で4、50Gくらいの秋はありましたが。。。

もともとCentOSのゲストは、はUSBの外付けディスクに入れていて使う時はUSBを接続してやっていたのですが、USB接続するのもMacBook12では何かと頭を使うので、中に入れちゃおうと思います。

外付けUSBと内蔵ディスク間の移設はもともと何度もやっていたので特に問題なかったのですが、ついでにCentOSのアップデートを久しぶりにやったら大変なことに。。

CentOS6 が固まってしまって起動しません
yum update でなにも考えずに全てアップデートしたのですが、その後再起動したところ全く動かなくなってしまいました。かなりの量のアップデートが走ったので何が悪のかよくわからなくなってしまいました。

スクリーンショット 2016-02-06 10.03.33.png
とりあえず原因わからないので RunLevel 3にしてみます
原因わからないので RunLevel 3 -> RunLevel 1 と起動するサービスをざっくりと減らしていこうと思います。強制的にリセットして、私の環境は勝手に起動していってしまうので、以下の表示が出ている時にカーソルキーの上を押して、GRUBメニューを表示させます。どのキーを押しておいいですが、GRUBメニューにキー入力が渡ることがあるので、カーソルキーの上を押すようにしています。

スクリーンショット 2016-02-06 10.09.19.png

すると、次のようにGRUBメニューが表示されます。今度は起動したい方を選択して、"A"キーを押します。


スクリーンショット 2016-02-06 10.07.03.png

"A"キーを押すと以下のような表示になって起動時に kernel のオプションなどを変更することができるようになります。

スクリーンショット 2016-02-06 10.12.03.png
オプションにRunLevelを指定するとそのRunLevelで起動してきます。今回は3を指定します。以下のようにスページ文字で区切り、RunLevelを指定して"return"キーを押します。

スクリーンショット 2016-02-06 10.13.11.png
なんか無事立ち上がってきました。
X-Windowが起動できないのかもしれません。
スクリーンショット 2016-02-06 10.15.01.png
Xが起動できない理由を考える
コマンドラインから startx コマンドでXを起動してみます。
Xが起動できないので、/var/log/Xorg.0.log の内容を確認してみると、ディスプレイドライバをロードしている時にエラーが発生しているようです。

(II) LoadModule: "prlvideo"
(II) Loading /usr/lib64/xorg/modules/drivers/privideo_drv.so
(II) Module prlvideo: vendor="Parallels Inc."
compiled for 1.13.0,module version = 2.0.0
Module class: X.Org Video Driver
ABI class: X.Org Video Driver, version 13.0
(EE) module ABI major version (13) doesn't match the server's version
(II) UnloadModule: "prlvideo"
(II) Unloading prlvideo

というようなエラー混じりのメッセージが出ています(手で写したので間違いがあるかもしれません。。。)

どうもPrallels の Videoドライバが古いようなメッセージです。
確かにParallels のドライバをインストールした状態でCentOS側のバージョンを一気に上げたのでそのためかもしれません。もう一度Parallelsのドライバを再インストールすればよさそうです。

Parallels Toolsを再インストールする
仮想ゲストのメニューから"処理"->"構成"と選択して、ハードウエア->CD/DVD1と選択肢ます。
ソースのところを"pri-tools-lin.iso"を選択してゲストを再起動します。

スクリーンショット 2016-02-06 10.49.27.png
再起動したら、以下のコマンドでCDROMドライブをマウントしてinstallerを起動します。
以下のようにコマンドを入力します。

mount /dev/cdrom /media/CDROM
cd /media/CDROM
./install

スクリーンショット 2016-02-06 10.57.07.png
install コマンドを実行するとキャラクタベースのインストーラが起動します。
いつもはGUIでセットアップしていますが、X-Windowが動きませんからね。。。
Nextとします。

スクリーンショット 2016-02-06 12.12.15.png

Nextを押すと、Upgrade か削除するか尋ねてきますので、今回はUpgradeを選択します。
TABキーでNextを選択してreturnキーです。
スクリーンショット 2016-02-06 12.13.42.png

アプリケーションを終了しとろかそういった警告が表示されますが、そのままNextボタンを押します。

スクリーンショット 2016-02-06 12.17.11.png

私の環境ではdkmsパッケージが足りないと表示されました。
そのままNextを押してパッケージのインストールもやります。
いままではそのパッケージなくても大丈夫だったのか?という疑問も浮かびましたが。。。

スクリーンショット 2016-02-06 12.19.00.png
少しするとインストールが終了したというメッセージが表示されました。
よく読むとさっきインストールしろと言われた dkms のパッケージをインストールした方が良いよという感じのことが書かれていますね。。インストール失敗したんでしょうか?毎回毎回失敗しているかもしれません。
まぁどちらにしろ"OK"ボタンしかないですから"OK"します

スクリーンショット 2016-02-06 12.28.06.png

"OK"を押すと再起動するかそのままにするか確認してきます。
今回は全く起動しなくで困っているところですからそのまま再起動します。

スクリーンショット 2016-02-06 12.30.42.png

おお!立ち上がってきました!
それにしてもちょっとBootのプロセスが敷設のようか気がしますね。。
X-Window起動しなかったらさっさと諦めてRunLevel3で立ち上がってきてもいいんじゃないかなと思いました。
スクリーンショット 2016-02-06 12.33.53.png

よかったよかった。



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