おはようございます。
先日、NICE-DCVがインストールされているインスタンスをMarketPlaceから起動したのですが、あちらのインスタンスはOSが英語版になっていて、頑張れば日本語表示できることはできるのですが、何かと面倒なので、日本語のインスタンスを起動して、NICE-DCVをインストールするという方法にしてみたいと思います。
EC2インスタンスの立ち上げ
1.普通にEC2のインスタンスを起動します。Consoleから「インスタンスを起動」をクリックします。
2.次に、AMI(Amazon Machine Image)の選択をします。検索ボックスに「windows 2016 base japanese」のように入力すると以下のように候補が絞られますので、好きなやつを起動します。私は、一番新しい日付がついているものを選択しました。
3.インスタンスタイプを選択します。こちらもあまり考えず、初めから選択されている「t2.micro」を選択しました。選択したら、「次のステップ:インスタンスの詳細の設定」をクリックします。t2.microのスペックでWindows Server とか起動するんですかね。。。
4.ネットワークなどの設定を行います。実のところ詳細設定を選んでいますが、作成されるサブネットが気になるだけで、他は特に気にしていなかったりします。「次のステップ:ストレージの追加」をクリックします。
5.次にディスクのサイズを指定します。デフォルトですと30GBのようです。こんなに少なくて大丈夫でしたっけ?少し不安ですがそのまま作ってみます。「次のステップ:タグの追加」をクリックします。
6.タグは特に追加しないでそのまま「次のステップ:セキュリティグループの設定」をクリックします。
7.次にセキュリティの設定をします。私は以前に作成していたものを使用しましたが、新規に作成しても構いません。NICEーDCVのポートとして8443、リモートデスクトップのポートとして、3389への接続を許可しました。ソースIPアドレスは「マイIP」にして、自分だけ接続できるようにしました。設定が終わったら、「確認と作成」ボタンをクリックします。
8.「起動」ボタンをクリックしてインスタンスを起動します。
9.そうだ、まだ起動しなかったんだ。。どのキーペアを使用するか選択します。あらかじめ作っていたものがあったのでそれを選択しましたが、ここで新規に作成することもできます。既存のキーペアを使用する場合は、「プライベートキーファイル」が手元にあることを確認してからやった方がいいと思います。確認したら、「インスタンスの作成」ボタンをクリックします。
10.これでインスタンスは作成できたのではないかと思います。
11.リモートデスクトップで接続してみました。ちゃんと日本語になっていました。
NICE-DCVのインストール
1.以下のURLからNICE-DCVのサーバをダウンロードします。Windows(x86_64)をダウンロードしました。
2.ダウンロードするとインストーラ形式のファイルがダウンロードされますので、それを実行します。セキュリティの警告画面が表示されますので、「実行」ボタンをクリックします。
3.NICE-DCVのインストーラが起動します。「Next」をクリックします。
4.エンドユーザライセンスアグリーメントが表示されますので、「accept the terms in the License Agreement」にチェックを行い、「Next」ボタンをクリックします。
5.インストールするデバイスについて確認画面が出ますが、特に変更せずに「Next」ボタンをクリックします。
6.ファイアーウォールの設定と、自動起動の設定を行うかどうか確認されるので、両方ともチェックをはずして、「Next」ボタンをクリックします。チェックを外すと自動設定されます。手動で設定を行いたい方は、チェックをします。
7.セッションを自動起動するかどうか聞かれるのですが、そのまま設定を変更せず「Next」ボタンをクリックします。Administrator用のDCVのセッションが自動で生成されます。
8.インストールの準備ができました。というような内容の画面が表示されますので、「Install」ボタンをクリックします。
9.しばらくすると、インストールが完了しました。というような内容の画面が表示されますので、「Finish」ボタンをクリックします。
10.クライアントのインストールとかつなぎ方は割愛してしまいますが、繋ぐことができました。
11.しばらく使っているとまたこんな画面が出ました。これはNICE-DCVのライセンスに接続できない時のエラーだったはず。
12.EC2コンソールから、「アクション」「セキュリティ」「IAMロールを変更」を選択します。IAMロールの設定方法については、こちらで実施していますので、参考にしてみてください。
13.「IAMロールを変更」をクリックすると、以下のような画面が表示されますので、NICD-DCVライセンスにアクセスできるように設定したIAMロールを選択して「保存」をクリックします。
これでエラーが出なくなったのではないかと思われます。
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