こんばんわ
※2023/08/21:Firmewareアップデート後のWinキーに設定する値について追記
Keychron V4 なんかとてもいいかもしれません。というかなんでもかんでもとてもいいかもしれないといっているかもしれませんが、なんかとてもいいかもしれません。
最近知った、QMK/VIがとても気になります。まだよくわかっていないのですが、QMKというカスタムキーボード向けのFirmwareとそれを開発する周辺の仕組みと、VIAというQMK Firmwareを搭載したキーボードを簡単に設定変更できる仕組みというような感じかなと今のところ理解しています。間違っていたらご指摘お願いしたいです。
今回は早速そのVIAでキーの動作を変更する話です。
Keychron V4 は、標準の機能ではWindowsキーをロックする機能がありません。そんな機能誰が必要なの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ゲームをやる方は結構Windowsキーをロックして使っていると思います。
なぜかというと、ゲームをやるときにキーボードの左の方のCTRLやSHIFTやALTキーなどを使うのですが、間違ってWindowsキーを押してしまうと、Windowのスタートメニューが起動してしまって、ゲームの画面がアクティブではなくなってしまいます。
のんびりしているゲームならばいいのですが、それなりに急いで何かをしないといけないゲームですと、ゲームの画面に戻るととんでもないことになっていたりします。例えば敵に囲まれていたり、奈落の底に落ちていたり。。。
そんなわけで、Keychron V4でゲームをすることはないであろうとは思うのですが、もしゲームをする場合は、Windowsキーを無効にするキーがあると嬉しいです。
まあ、詳しくはこちらに書かれているKeychronがリリースしている説明を見ていただければいいということなのですが、自分でやった時の手順を一応メモしておきます。
とても簡単な話なのですが、VIAのサイトを開きます。こんなサイトです。
サイトが開いたら、左上の方にある「Try Now」というリンクをクリックします。すると次のような画面が開くと思います。中央下の方にある、「Authorize device +」ボタンをクリックします。
すると、こんな画面が表示されると思いますので、「接続」をクリックします。
「接続」をクリックすると、こんな感じでキーボードの絵が表示されると思います。左上のLAYERというところが最初は0になっていると思います。0は背面のスイッチがMacの時のレイアウトです。今回、設定変更を行うマップは1のWindowsのモードですので、LAYERから1を選択します。
実はMacとWindowsがあることに気が付かなくて、一生懸命LAYER0の設定を変更していて、「変更しても変わらないな。。。Keychronに問い合わせるか。。。」というところまで悩んだのですが、マニュアルをよく見たら書いてありました。マニュアルはよく見た方がいいみたいですね。
LAYER1を選択すると次のような画面になると思います。すでに少しマップを変更しているのですが気にしないでください。左下の左から2番目の「LWin」というキーがWindowsキーです。
「fn」キーを押しながら、Windowsキーを押したら、Windowsキーが無効になるような動作にさせようと思います。
「fn」キーはデフォルトでは右下の右から3番目だったように思いますが、わたくし1番右下にしてしまっていますので、1番右下のキーに割り当てられている機能を確認します。
今は、「MO(3)」となっていると思いますが、これは、このキーを押したらLAYER3の機能ですという意味です。LAYER3にWindowsキーをロックする命令を割り当てます。
左上のLAYERのところから、3をクリックします。
LAYERのところから3をクリックすると次のような画面になると思います。こちらもすでにわたくし少しいじっていますので、内容が異なっていてもあまり気にしないでください。
左下、左から2番目、今なにも割り当てられていないキーをまず選択します。
選択したら、左の一覧から「SPECIAL」を選択します。
SPECIALをクリックしたら、右の四角がいっぱい並んでいるところを一番下までスクロールします。すると「Any」という表示があると思いますので、そちらをクリックします。
「Any」をクリックすると次のような画面が表示されると思います。私の設定では、「KC_TRANS」と表示されているところに以下の値を入力します。私の場合は、0x5d61を入力したら有効になりました。ちなみに、先日買ったEPOMAKER MINI CAT 64 も同じ設定をしたところWindowsキーを無効にすることができました。
(「Earlier」の意味を間違っていたら逆かもしれないです)
追記:2023/08/21:firmware を version 1.4 updated on 01/05/2023 というバージョンにアップデートしたところ、0x5d61では機能せず、0x700bと指定したら同じように機能しました。Keychron V4 の Firmwareのアップデートの方法については、Keychronのこちらのサイトをご確認ください。
2022年11月よりも後のFirmWareの場合:0x700b
2022年11月よりも前のFirmWareの場合:0x5d61
以下の画面のように、0x5d61 と入力したら、「Confirm」をクリックします。
「Confirm」をクリックすると次のように、画面の左下の2番目のキーに「0x5d61」と表示されたと思います。設定はリアルタイムで反映されますので、設定はこれで完了です。
「fn」+「Win」キーを押すたびに、Lock/UnLockが切り替わると思います。
Pulsarや、Razerのキーボードもある程度自由にキーの場所を変更したりできますが、こちらの方がはるかに自由度が高いように思います。VIAは基本的には、すでにある機能をマップを変更する機能だけのようですが、Firmwareを作り直せばもっと複雑なことができるようです。いずれそちらも試してみたいです。